いつでもどこでも一緒がいいな

オタクが脊髄で書く登山ブログ

かえれたけどかいしゃいきたくない【サイパン旅行後編】

 

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行ってきました。

 

4日目にして無事帰国。

「そろそろ仕事してやってもいいんだけど?」と思っていましたが着くやいなや嫌になりました。不思議ですね〜。

 

 

 

前回のチブアイブ!

は無事回避し肉を食べたことでタンパク質の貯蔵は十分です。

 

いざ

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雰囲気から圧を感じます。客から搾りあげた金の匂いがしますね。ソシャゲ運営かくあらんや。

去年オープンしたようで建物自体は綺麗ですが、カジノフロア以外はまだ工事中の模様。4人の人柱が吸い込まれていきます。

 

ガードマン常駐の入り口をぐぐる

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既視感のある龍が左右に🐉

カジノで麻雀はできません。運営はK◯NAMIでもありません。

 

パスポートを見せいよいよフロアへ。これ以降は撮影禁止。

場所によっては数千円の入場料がかかるようですがここは無料。つまり数千円はすっても無傷。

 

とは言い難いし、かかったらそもそもお留守番。

 

 

スロットは日本でもできますし(やらない)、ルールを知ってるブラックジャックでもやろうかといくつか卓を回りますが

 

「最低レート25$…?」

一回1分かからないゲームで3000円が吹き飛ぶわけです。ちなみに所持現金は23$です。

 

100$ほど持ってきた友人も流石に躊躇し、何とかできそうなルーレットに妥協。円盤に玉転がしてどこに入るかってやつです。ルールは調べてくだしあ。

 

所持額が少ないため最初は友人のプレイを眺め、途中参戦。20$を20枚のチップに。

気弱なため1/2,2/3で当たる感じで掛けていきます。一応履歴?を画面で確認し傾向を見てから置きますが意味あるのかこれ。

 

当たる確率が高いとはいえ、最初は調子が良く3回連続で当たります。

そして4回目

 

「換金お願いしまーす。」

 

 

友人を待っている間端数の3ドルをスロットに突っ込み最低betでポチポチ。3分ほど耐えると絵柄が揃い10ドルが手に入ります。

 

ボーナスタイム等がないことを確認し換金ボタンを連打。

 

 

結果

ルーレット:20$→35$

スロット:3$→12$

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いい社会科見学でしたもう行きません。

 

その晩も昨夜と同じゲームをし早めに就寝。流石にこの日は疲れました。

 

 

 

・3日目

朝食は旅行の定番現地カップ麺。美味しくない。

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帰りの便の都合で15:00までに空港必着のため、大したことはできませんが、島を予測可能不可避Driving。戦争跡が残る島の北部を周ります。

 

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ここは太平洋戦争で多くの方が入水自殺した「バンザイ・クリフ」と呼ばれる岬だそう。

両手を上げたりジャンプして記念撮影をしている方が結構いますね。マジ?

 

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生々しい戦争の跡。

素早さ全振の紙装甲戦車も。何人乗れるんだこれ。

 

 

後はのんびりパンケーキを食

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ってる場合じゃねえ。

詳細は前記事の通り。

2日ぶりのカフェインおいちい。

 

 

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やむなく宿を取り延泊。

豪華そうに見えますが、ゲストハウスのため最初の宿より安いです。何故か辛ラーメンが用意されています。

 

会社にも当然連絡。「まあ事故に遭ったのw」「旅行運ないねえw」と煽られます。

 

全員力尽きていたため買い出しに出かけダラダラ。

地元のスーパーでは何故か辛ラーメンだけ山のように積んであり、3袋100円。他のラーメンの半額以下。物価が高いサイパンでテンションが上がってしまいお土産に購入。

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KFCで宴。こちらもコスパが良くて嬉しいですね。

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ワッフルチキンサンドを考案した人間とは仲良くなれそうです。美味いものに美味いものを合わせれば美味いんですよ。味覚おかしい。幸せ。

 

 

 

・4日目

野犬が深夜も吠えていたため睡眠不足。

何のやる気もなく昼までだらだらソシャゲのイベントをしばきます。

 

さて無事飛行機が飛ぶとのことで

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贅の限りを尽くします。

週末のラブライブフェス(通称ラフェス)の前に帰れてよかったホント。貴重なアリーナ席を無駄にせずに済みました。

 

マウントに聞こえた貴方はオタク。

 

 

 

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機内食サイパンの伝統料理だそう。

…いや嘘つけ現地日本韓国中国ジャンク肉しか店なかったぞ。

 

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調子に乗ってワインも注文。「サイゼと味の違いわからんな」と言ったら友人に苦笑いされました。いやなんもかんも分からんが。政治が悪い。

 

 

 

振り返ると散々な旅行でしたが、行けば何かしら起こるから旅行に行ってるみたいなとこあるのでまあ。別に海外が好きなわけでもリゾート地でゆっくりしたかったわけでもなく誘われたからなんとなくですが、行けば何かしら起こるわけでなんだかんだ楽しいわけで。

 

小並感ですが、サイパンは本当に観光で成り立ってる国って感じでした。歩けばキャッチがぞろぞろ寄ってくる。ぼくらは4人ローテーション決めて対応してました。歴史的な背景からか日系の人、日本語が話せる人が多いのは少し楽でしたが。

 

 

今回長くなりましたが、駄文にお付き合いいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

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サイパンの空港で5$のクソ甘コーヒー

成田で330円のスタバ→

 

やっぱ日本ですね。愛国心しかない。

 

 

 

おうちにかえりたい【サイパン旅行前編】

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存在するはずのなかったサイパン旅行3日目の夜。

今頃家で「明日から仕事とかマ!?」「サイパンに永住不可避」とか呟いているぼくがいたでしょう。

 

いやもう帰りたい…日本のコーヒー飲みたい…てかカフェイン摂りたい…(中毒なので頭痛い)

 

やっぱり海外は疲れるし僕は陰キャ

「リゾート地で2週間くらい羽伸ばしたーい」

無理無理。羽がもげて堕天使になります。

 

 

と、なぜこんなことになっているかというと

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はい。

 

一昨年12月の函館旅行は地震で🙅‍♂️

去年のGW四国旅行は追突により1日目で🙅‍♀️

その後の山形旅行も風邪で🙅‍♂️

リベンジした秋の四国旅行は台風で🙅‍♀️

 

今回は無事現地に到着できて安心しきっていたらこの有様。津島善子になります。来月函館に行くオタクは覚悟しておいてください。

 

堕天使=津島善子=ぼく

Q.E.Dしたところで本題に入りましょう。

旅程に「5日目」が加わらないことを祈ります。

 

 

 

・1日目

そもそもなぜ陰キャオタクがリゾートに?

 

というのも、成田空港からサイパンへの直行便がスカイマーク社で運航開始ということでセールをしており、往復2万で行けたのです。

誘われた当時のぼくはサイパンがどこかも何をするところかも知りません。

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空港着、一風堂で腹ごしらえを済まし出発。

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飛行機の座席は格安航空と大差ありませんが(格安しか乗ったことない)、

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機内食!味はまあ駅弁に近い感じでしょうか。(駅弁の押し寿司を2,3回しか食べたことない並感)

私は牛乳ですが、ビールを頼んだ隣の友人は缶一本貰っていました。ずるいけどビールは好きじゃない。

 

離陸から3時間ちょいで到着。日本より1時間早いので着いたのは15:00ごろ。右ハンドル右側通行でホテルへ向かいます。

 

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サイパン、田舎か?

 

ハワイやグアムのような街並みを想像していたのに、野犬がその辺で盛っているわ、ホテルは

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普通のアパートですかね。

 

その日は買い出しと夕食のみ。

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北京ダックおいしい。

サイパンは大半を輸入に頼る観光国家なので特産品も(多分)なく、土地柄中華、韓国、日本料理店が多いです。

右の飲み物はBEERと書いてありますが飲んでみたらガラナドクペを混ぜたような味のジュースでした。オタクと海外食品はすぐ嘘をつく。

 

あと輸入メインだからか物価が高い。日本の500mlペットは4ドルだし現地の飲み物は上記の通り。1ドルのクリスタルゲイザーしか勝たん。

 

その夜は友人のswitchで遊んで就寝。

わりと楽しかったので貼っときます。

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・2日目

この日は朝からサイパンの北西に位置するマニャガハ島ツアー(往復交通費のみ)に参加。

 

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これは朝食のパン。まずい。大体なんでも「まあ食える」で済ませますがこれは無理。悔しい。

 

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ホテルからバス、連絡船を乗り継いで

 

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キタキタキタ。

そこかしこに陽キャがうろついています。

 

この島ではバナナボートやパラシュート、ダイビングなどのマリンスポーツを体験することができると聞いて早速

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4人「レンタルで済ませるか…」

オタクくんさぁ…

 

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最低限海で遊んで歩き回り2時間半で撤退。

海より史跡にテンションがアガる。

なお議論の末、「陽キャは海へ、陰キャは山へ。」という結論が出た模様。

 

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マックうめー!

 

宿で休憩を挟んだ後、ガラパンに新しくできたカジノへ向かったのですが、残念ながらまだディーラーもほとんどおらず出直すことに。

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街は寂れてるのにここだけ異世界

 

 

当てもなく街を彷徨っていると、

 

「マッサージどう?1時間20$。」

とカタコトでキャッチをかけられます。これまでも何回か声をかけられていましたが比べても安すぎ。街の治安も悪そうだし無視無視と思っていると

 

「本当に?じゃあイキます。」

と1人がひょいひょい入っていくではありませんか。

オタクくんさぁ…

(店の画像はなんとなく控えておきます)

 

2人ずつに分かれて薄暗い部屋に通されます。これ普通なんか?流石に暗くない?

念のためバッグは目の届く範囲に置き、マッサージが始まってしまいます。現金何$持ってたっけなぁ。

ちなみに対戦相手は現地の多分少し年上くらいの20代女性。普通に可愛かったのでそういう店ならそれはそれでアリだろうか。いやないが。

 

 

…普通に気持ち良くて草。たまに痛いけど。

それにしても女性の人肌に触れたのいつぶりだろなぁ…息子も意外と穏やかだ…

などと考えているとあっという間で残り10分くらいに。すると突然顔の上のタオルを取られ

 

「Take @#&_〜」(聞き取れない)

よく分かりませんでしたが場の雰囲気や隣のオタクが全力で首を振っているのを見るとそういうことなのでしょう。キタキタキタ。

ぼくも英語がわからないふりをし(実際分かってない)とりあえずNo🙅‍♂️します。

残念そうではありましたがわりとすぐに引き下がって貰えたのでそのまま終了。こわ。息子もすくんでいます。

 

そのあと待合室?で残り2人を待つこと10分…

「自分たちより先に入ったはずなのに出てこない…妙だな…」

ようやく出てきたと思ったらカウンターで各々60$を支払っています。あっ(察し

入店時の宣言通り実行してきたようです。

 

隣にいたオタクに聞くと、自分たちが日本人だからカタコトの日本語で「手◯◯でイ◯?」と誘ってきていたとのこと。英語だという先入観で聞き取れなかったのはわりと悔しいですね。

 

まあ1時間20$でマッサージと社会講座を受けただけと考えればアドでしょう。聞き取れなかったこともあり若干申し訳なさ。もう行きませんが。

 

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肉うめー!

 

 

今夜はいよいよカジノに繰り出しますが、今回長くなりそうなのでこの辺で一旦切りますね。

只今4日目火曜日の朝10時。僕以外爆睡しています。

 

 

ちなみに隣の部屋は「チ◯◯ンマッサージ」と言われたそうです。露骨すぎる。さすがに聞き取れる。

 

 

 

 

『ご報告』

 

新年 新年 新年 新年

あ〜👏

 

 

 

けましておめでとうございます。

 

オタクの皆さまは無事年を越せていますでしょうか。大晦日は強風に加えご報告の嵐、お気持ち表明を遺し飛ばされていった方々も見受けられます。

 

 

私もそんな嵐の中お気持ち表明をすべく

 

御岳神社

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東京都青梅市にある神社。武蔵御岳山の山上に鎮座する。櫛真智命などを祀る。中世以降、山岳信仰霊場として発展し、武蔵・相模に渡る信仰圏を獲得した。現在は神社本庁に属していない単立神社である。大口真神(おいぬ様)を祀っていることから、祈願のため、犬を連れた参拝客が近年増えている。(wiki参照

 

 

初詣に行ってきました。

御岳山自体は昨年12月に1度登っているのでちょうど1年ぶりでしょうか。

 

さて、大晦日はというと、特にどこにも出かけず自宅で紅白を見る24歳健全社会人のコスプレをしていました。紅白を見ないとその年に流行った曲がわからない。

 

除夜の鐘を聴き、年を越したらいざ出発。

近年は除夜の鐘にも「うるさいですね…」とお気持ち表明する方がいるそうです。頭イタイイタイなのでしょうか。

 

元旦はJRの深夜便が出ているので、新宿経由で御嶽駅へ。

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普段は見ることのない時刻表示にテンションを上げ

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下がりました。

元旦くらい家で大人しくしてろ?他にやることないんか?

 

酒の匂いが漂う満員電車に揺られ、自宅から約3時間で最寄駅に到着です。ここからバス、ケーブルカー、徒歩で山頂へ。

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高尾山でも深夜の初詣をやっているらしく、そっちに流れるやろな〜と思っていたのですが、そうでもない。

 

 

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本殿に着いたら賽銭を入れてはい、エドテン。

せっかく遠く離れた神社まで来たのでおみくじにも潜影蛇手。

 

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あら〜

あんまりいい結果ではなかったので神社の柱に結んで五行封印。

 

 

さて、これで終わりではありません。

そう初日の出。

御岳山の展望台へはリフトが出ていますが、混みすぎてコミックマーケットになるのが目に見えているので、近くの「日の出山」から。いやリフト代はそんな高くないです。

 

歩いて40分ほどで到着。日の出までは30分以上ありますし、余裕を持って場所取りを

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ええ…(困惑)

 

仕方ないので後ろの方で優勝していくことに。

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山の上で食べる冷えたご飯って何でこんなに美味しいのでしょうか。旨すぎてウマになります🐭

 

そうこうしているうちに今年一番のヤツ。

隣のオタクは音楽を聴きタバコを吸いながら賞味期限の過ぎたワンカップ酒をすすっています。

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下って温泉♨️、〆のラーメン🍜

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帰って寝て夕方に起きる。

一年の計は元旦にあり。毎日これでいい。

 

 

 

では、今年も恐らくこんな感じで変わらないとおもいますが、今後ともよろしくお願いします。

 

ミョーホントゥースケ👏エドテン。

 

 

 

 

陰キャオタクアウトドアのススメ

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adventar.org

 

 

 

 

こんばんは。

 

 

…(レッド)(何を書こう)(空は青く澄み渡り海を目指して歩く)

 

 オタクなんとかカレンダーの12/19(木)になんとなく登録したことをなんとすっかり忘れてしまいなんと書こうかわからない12/19(木)の22時。なんとぉ!

 

 昨年のカレンダーは初めてまともにソロ登山したときのことを書いたような気がします。あったあったこれです。

klisol.hatenablog.jp

 

あれから1年、今年書いた登山記事は13、記事を書いていないものを含めれば15回は登山したでしょう。某バンドアニメに影響されてギターを購入したものの一ヵ月と経たずにやめた僕にしては頑張っています。Fコードは人間には不可能。

 

カレンダーに登録した当時はとりあえず「今年登った山でもまとめっか~」と思ってはいたのですが、そんな時間はなさそうなのでとりあえずアウトドア関係について思いつくままにだらだら書いていこうと思いまつ。

 

 

普段登山をしないオタクの方々は、「頂上に登って降りてくるのは運動エネルギーの無駄」「道具やら交通費が高い」「なんでもいいから飴なめたい」などと思っていることでしょう。では、なぜ人は山に登るのか。陰キャオタクの視点から考えていきましょう。

 

 

 

①一人になりたい

 

はい。陰キャオタクの皆様におかれましてはよくご存じの感情かと思われます。

 わからない方は今すぐブラウザを閉じ端末の電源をお切りください。なんならその端末を車のドアを閉じた際に挟んでバキバキに割ってください(実話)。嘘です閉じないでください。

会社の陽キャ寄りの先輩と登山したときは、ずっとしゃべりっぱなしで孤独成分が不足したため19時~22時まで一人でスマホいじってました。(過去記事参照)あ、電波が通る山もあるんすよ。

 

別に山に限りません。自室に籠って一人になりたい、いっそ平面になりたい。ママのお腹の中で安らかに眠りたい。あると思います。

山は普段の生活圏とはかけ離れた環境で一人になることができ、陰キャの精神衛生上とても健康的な場所と言えます。また、「頂上に到達し降りる」という一定の目的があるため、何をしたらいいか戸惑うこともありません。一人キャンプとか暇そうだし何したらいいかわからんので未だにチャレンジできていない。

 

ここで反論が得意な皆様は「いやいや、今登山する人多いんでしょ?山ガールとかw 一人にはなれんやろ~」と思うかもしれません。

まあよほどマイナーな山でもない限りそうなんですが、山は「誰一人自分を知らない、自分も誰一人知り合いがいない」場所になります。その場所で感じる寂寥感が心地よい孤独となるわけです。って何かの本に載ってた。

 

「いやいや、それならインターネットの海でもええやんw」という反論もあるでしょう。

 

…確かに。

反論がないので僕の負けです。この話終わり。

 

 

 

②頑張った感がでる

 

達成感とかいうそれっぽい言葉は使いません。

 

長い時間をかけて登山口まで移動。つらい思いをして頂上に到達。そこで終わりではなく今度は足の痛みに耐えながら下り、また長距離を帰る。

ずっと音楽を聴いていようが(たまに見かける)、頭で何かを考えてにやけていようが(わりと見かける)これだけの行程をこなして帰宅するだけで「なんか頑張った感」「休日を有意義に使えてる感」「健康になった感」等が出ます。

 

とりあえず山に登るだけで「今日なんもしなかったわw」「半自動うんこ製造機」から脱却できるわけです。

 

さらに音ゲーのクリア埋めをして悦に浸るタイプのわたしはこんなこともしています。

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登山から帰ってきてこれを貼るだけではい優勝。

ちなみに「日本百名山」というこのクリア埋めにゴールを与えてくれる素晴らしいコンテンツも存在します。ポ〇モンでいう殿堂入りみたいなもんです。

 

 

 

③ぶっちゃけ登山以外が楽しい

 

これ。登山という行為自体は実際しんどい。

 

 

よく?言われる

「自然に囲まれた空間で汗を流しリフレッシュ」

いや最初はそうだけれども、しんどくてそんなのどうでもよくなる。目の前にクッソ登りにくい階段があるくらいの印象。一人で登ってるときは「草。」「いやぁ~。」など汚いヒトリゴトを連発します。リフレッシュも風情のかけらもない。汗ドバドバからの標高上がって凍える流れは飽きた。(ちゃんとしたウェアを買え)

 

 

登山以外の楽しみとしては

 

・装備をそろえる・準備するのが楽しい(ワークマンで買っても楽しい)

・登山口まで行く途中の知らない景色や鉄道・バスの乗り継ぎが楽しい

・登山中に食べる飯はなんでもだいたい旨い

・頂上の景色が綺麗

・下った後の温泉が気持ちいい(たまにケチって入らない)

・登山ついでに観光できるのが楽しい

・いわゆる位置ゲーが捗る

 

まだまだ挙げられそう。

オタクがライブイベントとか行くときに観光したりオフ会行ったり聖地巡礼したりするのと感覚的には似てますね(適当)。「登山」っていう口実があると多少活動的になる気がします。

 

個人的には、「麓まで下りた後にキンッキンに冷えた炭酸ジュースを飲みながら登った山を見上げてにやける」瞬間が好きです。頂上はぶっちゃけこのあと降りるのがしんどいのでそうでもない。

 

 

 

とりあえず3点だらだら書いてきましたが、これを読んで登山したくなるオタクはいないでしょう。いたら今度僕と登りましょう。

と、ここから登山の本当の魅力を語って読者のアウトドアモチベを上げる流れですが、ぱっと思いつかないですね。

 

まあ多少体力がつくのは確かですね。数時間に及ぶオタクライブも年齢とともにきつくなり、体力つけなきゃなあと思っているのは僕だけではないはず。

 

…うーん。まとめ方も思いつかない。

 

 

別に登山に限らずですが、自転車やマラソン、筋トレとかは「一人でできるスポーツ」ってのが陰キャ的には嬉しいかもですね。

あーあと他人に公言できる趣味ってのも大きいですね。オタク趣味は言いづらいですし。婚活市場でもアウトドアは有利ってTLのオタクが言ってました。したことないです。

 

 

まあこれば全部僕の感じたことの掃きだめなので、同じオタクとはいえ皆さんが1回くらい一人で登山してみるとまた違った楽しみが見えてくるかもしれません。(これでうまくまとめたと思っている)

 

僕の登山記事ではオタクしかわからない言葉を多用しているので、皆さんならきっと楽しめるでしょう。ぜひ読んで記事にクソリプを飛ばしてくれると嬉しいです。

 

23時40分。

アップする時間も考えてこの辺で。

 

 

 

 

 

やっぱこんなブログより来季からはじまる「へやキャンΔ」を見ましょう。よいお年を。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

FROZEN WORLD(苗場山)

 

気がついら3時だし

大惨事って感じ

 

おはようございます。

オール明けの翌日を無駄にした感は異常。

何かしないとなぁとソシャゲを開いてTwitterを開いて太陽が沈みそうなのん。

 

 

 

さて、今回は

 

苗場山

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新潟県南部、長野県北東部の県境に位置する標高2,145mの火山。(wiki参照

 

苗場といえばスキー場として有名な場所で…あ、オタクの皆さんには関係ないですね。

 

今回はいつもの大学部活勢との登山。登山はこの間の北海道利尻以来ですが、オタクイベントの度に会ってるのでまあいや、や、僕はオタクでわないが。

 

 

登山は朝早いのが通例なので、日の出前に待ち合わせの駅に集合。

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時刻は0:04。

ここから登山口まで直行し日の出前に登り始めるそうです。

 

「ん?いつ寝るん?」

「登山口で30分くらい寝れるぞ」

 

睡眠の取り方って知ってる〜?

 

 

コンビニ経由で登山口到着。時刻は3:50。

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(僕のあいぽんではうまく映らないため、オタクカメラの写真をTwitterから拾いました)

 

オタク「星空にゃ!」

お前じゃない。

 

後から見ると綺麗ですが、現地では気温が氷点下のうえ睡眠不足でそれどころではない。

オタク「ちょっと寒…」

お前じゃない。

 

4:00。ヘッドライトをつけ登山開始。睡眠は?

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当たり前ですが、足元以外何も見えない寒い眠い。さらに足元が泥混じりの岩場のようで、固まってつるっつる滑ります。木でできた歩道も凍って滑ります。登山は楽しいですね!

 

 

7号目を過ぎると道も多少マシになり、空が白んできました。そして朝6:00ごろ…

 

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おはよう世界!

GOOD MORNING WORLD!

 

…寒さで身体が石化しかねないので早く登りましょう。

 

 

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山ばだいたい山頂付近が急登になるからクソ。

 

 

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ひっろ。

山頂付近についたにしても、どこが山頂かわかりません。

 

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あった。地味か。

 

 

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これはスキーもどきをするオタク

 

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これは解釈違いが物理闘争に発展したオタク

 

この世界では至るところに石化したオタクの像が見受けられるようです。

…世界の平和のため解かずに帰りましょう。

 

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下山道。

行きが真っ暗闇だったせいか、景色が新鮮、足元の凍結も無事溶けたようでぐちゃぐちゃです。やっぱり登山は楽しいですね!

 

麓の温泉で石化を完全に解き車に乗り込むも、再びの石化で目が覚めたら知らない世界に迷い込んでしまったようです。

TX…アメリカ大陸かな?

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あとは電車で帰っただけですが、設定をすっ飛ばしたせいでまとめられません。ご容赦ください。

 

 

そういえば、来週マラソンで静岡の伊豆の方…あ、沼津って言うんですね。

そこがなんとかってアニメででてくるみたいなんですけど、初めてなので詳しいオタクの方がいたら、おすすめの場所とか教えてほしいです!いや、初めてなので。

 

アルプス出張 ※手当なし(燕岳・大天井岳)

 

こんにちは。

 

今日は即位…なんとかの日ですね。とりあえず祝日が増えましたね。休みですね。

出勤されているみなさんは皇族でしょうか。

 

富士登山から1ヶ月、喉が腫れ、熱を出し、薬で全身まっかっか。ようやく体調戻っても、台風襲来避難所辛い。

上手く踏めましたね。

 

これだけ不運を連発しても空から美少女は降ってきません。降ってこないので自ら空へと登ります。

 

というわけで今回は

 

燕岳

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飛騨山脈北アルプス)にある標高2,763 mの山。山体すべてが長野県に属する。日本二百名山及び新日本百名山に選定されている。(wiki参照

 

大天井岳

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飛騨山脈北アルプス)にある標高2,922 mの山。長野県の大町市安曇野市松本市にまたがる常念山脈の最高峰。(wiki参照

 

実はアルプスは初めてだったりします。

実家から電車でアクセスするには遠いですし、日帰りが厳しいし…

 

敬遠していたのですが、今回は職場の先輩(登山オタク)が車も出してくれるとのことで、行くカァ…

 

 

 

1日目

中房温泉〜燕山荘(コースタイム3時間半)

 

 

朝5:30に実家まで迎えに来てもらい、安曇野IC経由で登山口の中房温泉へ。

 

片道3時間半ほどかかるのですが、まあこの先輩(登山オタク)が喋る喋る。

オタクっぽい喋り方だなぁと思いつつ、携帯の画面をチラ見すると、某イラストコミュニケーションサービスのアプリが見えるではありませんか。

 

ヤマノススメゆるキャン△あたりから揺さぶりをかけて行くとやはりオタク。「とら◯ラはいいぞ」等の限界フレーズも漏れてきました。(8歳年上)

 

 

そんなこんなで到着

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本降りの雨が降り続くなか、花こう岩の登山道を登ります。途中の小屋では、ケーブルで引き上げたスイカ🍉が振る舞われるそう。(夏に限る

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そして本日のお宿

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豪邸か?

布団も一人分のスペースがしっかり用意されており、なんとご飯もおかわり自由です。

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参考に宿泊価格の同じ富士山の山小屋貼っときますね。詳しくは前回記事参照。

(http://klisol.hatenablog.jp/entry/2019/09/11/221148)

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雨天登山の疲れと先輩(オタク)との喋り疲れもあり、19時には先に布団に入り、一人暗闇でスマホを眺め始めます。陰キャオタクにはこの一人の時間が必要。

ちなみに電波も入りネットも通じます。

 

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こちらは通りません。

 

 

 

2日目

燕山荘〜燕岳〜燕山荘(1時間)

燕山荘〜大天井岳〜燕山荘(6時間)

燕山荘〜中房温泉(3時間)

 

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起床、朝食、日の出の山小屋泊定番ムーブを決め、いざ山頂アタック!

…海未ちゃんは実家でお留守番。

 

 

燕岳へ。

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この岩岩、何と呼ばれているでしょう?

(答えは記事の最後で)

 

 

山頂を踏み大天井岳へ。

燕岳は稜線から眺める方が綺麗ですかね。

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3時間ほど歩きましたが、稜線歩きは高低差が少なく眺めもいいのでたいして苦ではありません。

山頂では、「いつもこのポーズで写真撮るんですよ〜」と言ったら先輩もノってくれました。槍ヶ岳をバックに一枚。

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この先まで行けば常念岳槍ヶ岳などの百名山に続くのですが、翌日は4連休の上司の分まで仕事をしなくてはならないため「今回はここまで」。気分が沈みそうなのん。

 

 

燕山荘にてランチ。

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バカみたいにニンニク入ってんな〜と麺をすすり終えてから、山ではスープを捨てられないことに気づき泣きながら汁完。

その辺のインスパイアよりニンニク入ってました。

 

あとはただ下り、温泉のムーブ。特記なし。

 

帰りの車内では「ガム噛む?」と言われましたが、気分じゃなかったため断りました。(なお帰宅後親に「くっさ」と言われたため後日謝りました。)

 

 

アルプスは稜線を歩くのが想像以上に気持ちよかったので、今度は中央アルプス南アルプスにも行きたいですね。

なので誰か車出して下さい。お金は割り勘で。

 

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燕岳の岩の答え

左:めがね岩

右:イルカ岩

 

 

日本一高い山(富士山)

 

関東付近のみなさん、先日の台風は大丈夫でしたでしょうか。

 

酸素の薄い満員電車や、急激な気圧の変化で気分が悪くなったりした方もいたのではないでしょうか。

 

 

でもその酸素濃度、富士山の山小屋内よりは高いですよね?

でもその気圧、富士山の山頂よりは高いですよね?

 

イキり散らしてこんにちは。

赤メッシュは入れてませんが日焼けで顔は真っ赤です。

 

ということでついに今回は

 

富士山

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静岡県富士宮市裾野市富士市御殿場市駿東郡小山町)と、山梨県富士吉田市南都留郡鳴沢村)に跨る活火山である。標高3776.24 m、日本最高峰(剣ヶ峰)の独立峰で、その優美な風貌は日本国外でも日本の象徴として広く知られている。(wiki参照

 

登山趣味を公言すると高確率で飛んでくる「じゃあ富士山とか登ったことあるんですか?」を打ち返すべく、その頂を目指します。

 

 

JR御殿場駅に集まったオタク4人とともにバスで須走口登山口へ。

富士山のメジャーな登山ルートは4つありますが今回は須走ルート。「あまり混んでいない」「比較的登りやすい」等の理由だったような気がします。

 

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五合目の時点で標高は約2,000m。急登を登るバスに1時間立ち続け、すでに少し疲れています。

 

今回は昼食と一緒に金剛杖を購入。

(私の部屋に飾ってあります。)

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富士山はあちこちに山小屋があるため、この杖で登りながらスタンプラリーのような形で焼印を押してもらえるのです。

写真の杖は短いため、機能性はありません。本末転倒感ありますが、身丈ほどの杖は重いしかさばりますしね。(長さに比例して高価ですしね。)

 

 

さて登山開始!

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「登るんか?1,000円な。」

 

えー、、、

 

「焼印押すよ?一つ300円な。」

 

あははっ。

 

「水いる?一本500円な。」

 

あのー…

 

「トイレ?一回300円な。」

 

ごめんわかんない。

 

こんなお気楽に登山していい場所ではなかった。さすがは霊峰富士。日本一高い山。

 

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六合目、七合目と登るにつれて息は荒く、頭は重く、財布は軽くなっていきます。サラッと流しましたが高山病ですね。

 

これまでの登山である程度分かってはいましたが…2,500m級の山に登ると頭痛がしていたので。

 

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そんな気分とは裏腹に、青く澄み渡る青空。

 

そして本八合目、本日のお宿。9,300円。万札で払ったので財布は重くなりました。

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到着するとすぐさま寝床に通され、

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「…これが現代の奴隷船かぁ」

(シングルベッドのサイズに2人分の寝袋)

 

間も無くご飯に呼ばれ、

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「まあいつもの昼ごはんと比べたら…」

ようやく落ち着いたので海未ちゃんを取り出して写真を撮っていたらオタクに「それ冷静に気持ち悪いよ」と言われました。イジメか?

 

物足りないので、(一つ600円)

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食べやすいお湯の温度だなと思っていたら

「ここは標高がたけーからお湯の温度が100℃まであがんねーんだよ。」

と物知りオタクが教えてくれました。科学の知識ですね。…すするぜ。

 

 

あ、参考にいつもの昼ごはんも貼っときます

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そして8時には消灯。耳栓にアイマスク、睡眠薬を入れおやすみ…

 

なされません。

ご飯はなんとか食べられてましたが、高山病で頭は痛い、寝返りの打てないスペース、周りのいびき。

(これ寝られなかったら明日無理では…てかこれから先登山する度にこれかよ…でもやめたら公言できる趣味ないじゃん…)

などとぐるぐる考えながら意識が飛ぶのを待ちます。

 

 

翌朝。3時起床…

の予定がツアー客の1:30起床合図に起こされブチギレ。つれー、昨日実質2時間しか寝てねーからつれーわー。実質2時間しか寝てねーからなー。

私の普段の昼飯レベルの弁当を食べ、ご来光を見に向かいます。

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風が強い。寒い。列の進みが遅い。

臭くないだけ逆三角形の山登山(他記事参照)よりはマシかもしれません。

 

本八合目、八号五勺(←要る?)、九号目を通過しついに、ご来光

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お鉢周り、そして山頂!

(猿玩具じゃなくて海未ちゃんと撮りたかった…)

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日の出登山が初だったのもありますが、本当に綺麗でした。最高峰かつ独立峰ならではの景色もこれまでの山とは全く違い、頭の痛みも忘れるほどテンションが上がりました。

…珍しくネタの入らない文章を書いた気がします。

 

そして帰りは御殿場ルート。

殺風景かつあまり使われないルートですが、それ故に富士山の雄大さを直に感じられます。知らんけど。

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下りは開山期間最後の日曜ということもあり、ほとんどの山小屋が閉まっています。

中には、暖をとるために燃やされたのかと思うほどバラバラに崩れた山小屋も。

 

そしてこのルートの醍醐味はなんといっても

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この大砂走り。

ひたすら柔らかい砂利道が続くため駆け下りることができます。湧き曲のイントロで高まりダッシュをキメたらさぞ楽しいでしょう。

様子を動画でお見せできず残念です。

 

 

全身砂まみれになりながらもようやく下山!

…LINEのアルバムに下山後の写真が一切ないあたり、みんな疲れてますね。

 

使ったお金の精算は絶対にしません。

 

 

思い返すと、今までで一番満足感、達成感のある登山だったように思います。

俗世ににまみれた山とはいえ、逆にそこが新鮮だったり。他の登山では味わえないものが多い富士登山だからこそ、海外から訪れる人も多いのではないでしょうか。(知らんけど(いや奴らそんな深く考えてない気がする

 

 

🐵「私は3,776mまで登ったことがあるけど?君はどうだい?」

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