リアル脱出ゲーム 灼熱地獄からの脱出(伊吹山)
おはようございます☀
名古屋まで来て、脱出ゲームで自己嫌悪に陥ったオタクです。
はい。僕が雑魚でしたごめんなさい。はいはい。オギャー!(ハイハイ
実は今回、この脱出ゲームと別の脱出ゲームをひとりでプレイしてきました。会場は
滋賀県米原市、岐阜県揖斐郡揖斐川町、不破郡関ケ原町にまたがる伊吹山地の主峰(最高峰)標高1,377 mの山である。滋賀県最高峰の山であり、山域は琵琶湖国定公園に指定されている。(wiki参照
24時間自由入場のゲームではありますが、夜間は難易度が跳ね上がるため、初心者の私は日が昇ってから開始します。
次の脱出ゲームも控えているため、早めに入場・脱出しなくてはなりません。お祈りを済ませ、3列シートカーテン付きビジネスクラスの夜行バスで名古屋へ向かいます。
名古屋からは電車とバスを乗り継いで会場へ向かいます。こんな朝早くから、まるで登山です。
入口で参加料300円を払い、脱出に必要な資料を貰いスタート。登山口みたいですが、登山は普通無銭入場なので違いますね。
ちなみにクリア条件は
・頂上の写真を撮り、帰還すること
ブログのタイトルにある通り、このゲームは通常の脱出ゲームとは少し異なります。己の頭脳ではなく体力勝負の脱出ゲーム。熱中症との戦いです。
さあスタートです。制限時間はありませんが、時間が経てば経つほど気温が上がり、体力の消耗が激しくなります。
木々の陰で日光が遮られるのは1合目まで。ここから頂上まで直射日光を浴び続けることとなります。
途中にはエスケープルートのようなもの()と給水ポイントか用意されていますね。
後からペナルティがないかと不安になりながらも、水分が尽きかけていたため給水。
たっか。さすが運営、体力のみならず財産までも絞り取ってくるようです。
その先はさらに傾斜がきつくなり、時間の経過とともに日差し、気温が容赦なく脱出を阻みます。ひたすら足のみを動かし続け、頭でものを考える気力はありません。
うゅ!うんち!
んだモグラか…
意識が朦朧としながらも、これまで培った体力のおかげか、頂上にたどり着くことができました! 頂上は賑わっており、脱出成功者を迎え入れてくれているようです。
私も一服。これまでの道のりを思い返しながら、余韻に浸ります。
そして頂上から20分ほど歩いたところからは麓までのバスが出ています。資料に書いてありました。
バスの本数は少ないため、もう一服。
バスに乗り込んだ私は、気絶したように眠ってしまいます。
そして気づくと見知らぬ戦場にたどり着いていました。ここで私は違和感に気づきます。
「脱出成功しているのなら、もう少しわかりやすい説明があるはずでは…?」
成功条件は
頂上の写真を撮り「帰還すること」。
そしてやけに少ない頂上からのバスの本数。
脱出成功を祝うかのような頂上の賑わい。
そう、もう少し頭が働いていれば、その違和感と、脱出の意味に気づけたはずです。
「帰還」とは「入口に戻る」ことだと。
頂上の人数に比べてバスの本数が少ないのは
「全員が使うわけではないから。」
山頂が賑わっていたのは
「そこで実質脱出成功と思わせるため。」
頂上までに体力を使い果たし、頭が全く回っていない状況でこの事実に気づくことができた者だけが脱出できる、高難度のゲームだったのです。
今回のゲームはクリアできませんでしたが、与えられた課題そのものの難易度ではなく、自分で疑わなければならない難しさを学びました。
と、暑さで頭がやられたかのようなふざけた記事になってしまいましたが。お付き合いありがとうございました。
もう一つの脱出ゲームはネタバレを封じられているため書けませんが、こちらも是非オタクの皆さんに参加していただきたい面白いゲームでした。
と、そろそろ実家(偽)の沼津に到着する頃なので今回はこの辺りで。
7/30でしたが、伊吹翼さん誕生日おめでとうございました。